シヴァ、ヴィシュヌの2大宗派におされ気味のブラフマーですが、
もともとは宇宙の根本原理が擬人化されて、創造神となったのが、ブラフマーです。
ヒンドゥー教を理解するにあたって、1番気をつけなくてはいけないことが、
ヒンドゥー教は多神教ではない
ということです。
インドにいって、「どの神様が好き?」と聞くと、
気のいい人は自分がもっとも親しんでいる神様を教えてくれますが、
ときには、「どの神も同じである。」なんて、
神様論争が始まったりします。
このブラフマーという神格は、もともとウパニシャッドという、
ヴェーダ諸聖典の終章部を構成している聖典の最高真理です。
ウパニシャッドには、この最高真理ブラフマーと、アートマン(生命の原理)がイコールである
ということを教えていて、
アートマンは実は私たちの中に存在する、、、
という、インド哲学の基本を構成しています。
この考えは、日本にも浸透しているような感じもします。
簡単にいうと、仏は心の中にいる、、、ということでしょうか。