一般にヴェーダの中のルドラがシヴァの前身とされています。
ルドラは、雷神として、万物を破壊して、死に至らす恐ろしい神として、人々に恐れられてきました。
『シヴァはそのような恐ろしい力を持つ反面、恩恵を私たちに与えてくれます。
彼ののど元をみると、青くなっている。
それは、シヴァが地上の毒をすべて受け止めているからだ。』
あるシヴァ派のサドゥーは、シヴァの持つやさしさを語ってくれました。
一般に男性性器として、リンガを崇拝することは、
シヴァ信仰の大きな特色として、しられています。
リンガは石で作られていることが多く、
ヨーニという女性性器をあらわす台座に直立しています。
オンカリシュワルでは、リンガが本尊に奉られていましたが、
一般の参拝道にも点在し、
町の人の話では、
まず、ドーナツのような形をした、ヨーニが出現し、
あとからリンガの形をした石が
置かれるらしいです。
もうひとつシヴァの特色としては、
舞踏の王ナトラージュが有名です。
神話では108つの舞踏を演じたとされています。
そのひとつターンタヴァダンスは、火葬場で演じられ、
宇宙の源としての、神の活動を表現しているらしいです。
それ故、シヴァは踊りながら、宇宙を破壊し、
再生しているのだといわれています。