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ヒップスカーフの選び方
     &
ビギナーおすすめ1枚

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ヒップスカーフって必要?


例えば、スポーツクラブのベリーダンスプログラムを覗いてみたとき……
例えば、動画サイトでベリーダンス教室のレッスン風景を見かけたとき……

踊っている人たちは、腰にコインやビーズのついたきれいなスカーフを巻いていませんか?
一般的にヒップスカーフ・コインスカーフ等と呼ばれるそれは、ベリーダンスのイメージの大きなポイントになっています。
教室によっては習い始めの生徒さんや体験の方には、貸し出してくれるところもありますね。

そもそもヒップスカーフはなぜ使われているのでしょうか。


 

■腰骨を水平に保つための目印として


ヒップスカーフはおへその下、腰の両脇に触ってわかる腰骨の位置を通るようにまっすぐ巻き、身体の横で結ぶのが基本です。
ウエストに巻いたり斜めに巻くと、この目的は果たせません。

ベリーダンスを踊る基本姿勢は腰骨を水平に、背骨を垂直に保ちます。
それによって身体に余計な負担をかけず、かつ可動域を最大に生かせるようにするためです。
またベリーダンスではその姿勢のまま様々な動きをします。
動いているうちに不自然な姿勢にならないよう、ヒップスカーフを目印にするのがわかりやすいですね。

ダンスを長く楽しむためにとても大切なことですので、特に初心者のうちは正確な位置に巻くように心がけるとよいと思われます。

ただし、衣装のコーディネートなどで斜めに巻いたり、ヒップを包むように前で結んだりすることも自由にできます。













 
■音が鳴らないように&鳴るように動くため

ベリーダンスは身体の部分部分を独立して動かす、アイソレーションというトレーニングが大切になってきます。
首や肩、胸を動かすときには腰に巻いたヒップスカーフはなるべく音が鳴らないのが理想的。
逆に腰だけを動かす場合はリズミカルに音が鳴っているのが理想です。

基礎の動きができているか確認するのにも、ヒップスカーフは一役かっているのです。

 
以上の2点が主な理由ですが、もうひとつ大切なポイントがあります。
■気持ちを上げるため!

アニメや漫画、ゲームや絵本などでは、中東風のお姫様や踊り子は腰回りにコインの飾りをあしらっているデザインが多いと思いませんか?
華やかで非日常的な中東のイメージとして手ごろに使えるヒップスカーフは、ベリーダンスらしさの象徴!

「気持ち」は大人の習い事を継続させるのに大事な要素です。


習い初めにはぜひ一つ持っておきたいですね。


 

ヒップスカーフの種類

  • ■ベースの素材
  • ・シフォン…軽くて薄くて丈夫、色も豊富でプリント柄などもあり。最もポピュラー。

  • ・ベロア…しっとりした手触りで高級感がある。やや重め。秋冬向き。衣装にも。

  • ・サテン…光沢が綺麗。生地が滑りやすい。衣装にも。

  • ・カットソー…伸縮性があるものが多い。プリント柄などもあり。
  • ・ネット、レース…透け感がありスタイリッシュなイメージ。

 
  • ■装飾の素材
  • ・金属…アルミや真鍮などのコインタイプ。素材によって音が異なる。重さもそれぞれ。最もポピュラー。

  • ・スパンコール…キラキラよく光り、華やかで目立つ。色も多数。コインより軽く、音はほとんどしない。

  • ・ビーズ…繊細な輝きが上品。小さく丸められる。音はほとんどしない。

 
最初の一枚

ベリーダンスを始めたばかりの方は、シフォンかベロアの無地ベースのコイン付きがおすすめです。

おそらく合わせるパンツやトップスが無難な黒などの場合が多いと思いますので、腰骨の目印にするためにも、わかりやすく明るい綺麗な色を選ぶのもポイント。

>>おすすめアイテム
コインスカーフ4ライン ボーダータイプ コインスカーフ4ライン トライアングルタイプ


 
音のしないヒップスカーフ

特に人数の多いクラスや大勢の生徒が集まる有名講師のワークショップなどでは、ヒップスカーフをつけないか、音のしないものを使うのが推奨される場合があります。

一つ一つは小さくても、たくさん集まって鳴らすとかなり大きな音になるコインのヒップスカーフ。
講師の指導や音楽が聞こえにくくなるので、そういう場に行くときはネットやレースのスカーフを使うといいでしょう。

また、バッグの中に入れていてもジャラジャラ音を立てないので、アフター5にレッスンがある社会人の方もスマートに持ち歩けます。

>>おすすめアイテム
マチュリネットスカーフ レースフリンジヒップスカーフ サテンレースヒップスカーフ

使うシーンに合わせて、お気に入りを揃えておきましょう!