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らくだの旅
 

砂漠の町、ザイサルメールでは
駱駝(らくだ)に乗って砂漠を移動しながら砂漠の生活を体験できます。

みなさんは砂漠に行った事がありますか?

砂漠はとても不思議なのです。

砂によって音が吸収されるので聴覚が少しおかしくなったと思うくらい、
砂漠は何もなくて静かです。それはまるで海底を歩いているかのような風景です。

夜は降り出しそうなくらいの星空と砂漠の友人達の歌と踊りの宴。
枯れ木を苦労して集めた焚き火が終わるまでのつかの間です。

砂漠をベッドに寝心地のよさそうな場所に横たわる。
本当に星がきれいだと思い、見とれていました。

さっきまでの騒がしさも静寂さを際立たせています。

「それにしてもさっきのアレは、何だったんだ」

それは宴の時でした。

インド人に「あれUFOじゃない!?」と慌てて指差しました。
砂漠と空の境界線のすぐ上あたりで、星と同じ大きさと光の物体が
左右にゆらるら動いているのです!!

インド人「なんだよ、あ、あれはハヌマンジーだ。」
ハヌマンジーとはインドの神様の名前です。

↓どうみてもUFOと関連性は見当たらない。ハヌマンジー。


ここインド人の中ではUFOの現象はインドの神様、ハヌマンジーだということか。

しかも全然驚かない、、。

なぜかと聞くと、「良く見るよ。」とのことです。




考えてみると大切なのはここは砂漠であって、

それがUFOだったのか、そうでなかったのかということより、

「科学で説明できないものは超人の神様。」

というこの土地に根付いた土着的なヒンドゥー教を感じる事なのかも。

そんな事を考えてるうちに

やがて静寂はより深まって、いつの間にか砂漠の中で眠りました。





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