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インドとベリーダンスの関係 -その1-
 



インドとベリーダンスについて。


インドとベリーダンスという、ガラムガラムの
コンセプトの核心に迫ってみたいと思います。


インドではベリーダンスの事をおじいさん、おばあさんも
知っているくらい文化に定着しているのをご存知でしょうか?


実際に「ベリーダンス」という言葉からすぐにわかる人となると
少なくなってしまいますが、写真を見せると、


「ああ、これかー!もちろん知ってるよ」
と、一発で認識するのである。



じゃあこれをインドではなんと言うんですか?

その答えはあいまいであったり、色々な言い方があるようで、
あるヨガの指導者は「ヨガの一種」だという。「本当かな?」
と思い、1時間以上ベリーダンスでなくヨガについてのありがたいお話を
聞かせていただきましたが、肝心な「どうしてヨガの一種なんですか?」と
いう質問には霧がかかっていて、的を得た回答は帰ってきませんでした(涙)


インドとベリーダンスって一体どいう関係があるのだろう。

謎がわからずにイライラしながらワクワクする
推理小説の探偵にでもなったような気分でした。



デリーのパハールガンジの安宿でテレビを見ていたときの事です。

インド人が歌って踊ってるだけの番組を見ていたのです。

するとコインスカーフを付けて、ベリーダンスのドレスで
ショルダーシミーやフィギュアエイト、ヒップサークル、さらにはターンバックや
サイディーステップなどしっかりと基本をおさえながらがら踊っていたのです。

さらに驚いた事に器用に歌いながらそれらをこなしていたのだった。
さすが歌と踊りの国、インドだなあと関心してしまいました(^^♪



さすがにこれには驚き、飛び起きてテレビにしがみついてしまいましたね。


映像の古さから、1990年代前半頃だろうか、今から20年近く前のものだと
するとかなり昔の事だから、それにも驚きです。





ベリーダンスを直訳すれば「お腹ダンス」。


インドにはチョリが普通の店に売っていて、年齢を問わず幅広い層が普段着として
今もな都市部以外ではまだまだ多くの女性が着用しています。



少し強引な言い回しになって申し訳ないのですが、

お腹を出して踊っていれば「ベリーダンス」であるという
定義を仮定すれば、ベリーダンスはインド人にとって
日常や文化そのものであるという事になります。

インド産のチョリは生活に密着しているからこそ
完成度が高く、コストパフォーマンスが高いのでしょうね。


お腹を出して踊っている映画は星の数ほどインドにあり、
それが日常であっても、映画であっても
特別なのでなく、スタンダードなのです。


それでは最後に、
つい最近アカデミー賞もとった話題のインド映画の入門編
をご紹介したいと思います。


特に見ていただきたいのは、この2点です。


「ラッチョドロム」(日本語字幕対応)インドの映画ではありませんが、インドからヨーロッパまで、
音楽と踊りで次々と進んでいく映画です。ストーリーはあってないようなものですが、
とても感動しました。イスラム文化も沢山でてきますので、ベリーのルーツが気になる人にもお勧めです。

「ラガーン」(日本語字幕対応)インド人の中でも誰もが知っている不朽の名作です。
インドのグジャラートのお話で、民族的な感じ出ていて都会の映画ではないので
衣装がかわいいです。内容も見ごたえアリですよ!踊りも映画の中で5回以上あったと思います。

レンタルでもよく扱ってますので、機会があればぜひチェックしてくださいね。


まだまだ沢山インドとベリーの関わりをお伝えしたいのですが
あまり長いと読まれる方も大変なので今日はこの辺で…。






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