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レッスンウェアの選び方
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習い事としてのベリーダンス

日本におけるベリーダンスブームは2000年代初頭に大きなムーブメントとなりました。
いくつもベリーダンス教室ができ、有名なダンサーがマスコミに取り上げられ、一般的な認知度も上がった時期です。
それからしばらくたった今、一時の熱狂は落ち着いて、ベリーダンスは女性の習い事として、またレストランショーやステージで楽しめるパフォーマンスとして日本に定着したように思います。
スポーツクラブや自治体の体育館などでのプログラムも増えました。
大きなベリーダンススタジオは長く続く所も多く、たくさんのスターダンサーを輩出しています。

ベリーダンスは比較的身体に負担をかけにくいダンスです。
極端な柔軟性なども必要とせず(もちろんある程度柔らかいほうが怪我の危険性が少なくなりますが)、不自然な姿勢を長時間とることもありません。
きちんと基本姿勢を教わり、身体に染み込ませて動けば、年齢が上がっても品よく美しく魅力的に表現することができるダンスです。
なのでベリーダンスは10代から70代、80代まで、幅広い年代のエレガントな美しさを愛する女性たちに安定して支持されています。

 

何を着て踊りたい？

ベリーダンスを習う環境は様々。
教室によってレッスンウェアの雰囲気も違ってきます。
基本的に習い始めはＴシャツ＋動きやすいパンツで構いません。
膝の向きや足首の動かし方を細かく指導してくれる先生もいらっしゃるので、フィット感のあるパンツがいいかと思います。

　
 

■最初のレッスン
 

腹部の筋肉の動きをわかりやすくするため主におへそを出したスタイルが好まれますが、慣れないうちは隠していてもかまいません。
先生に指示されたときにＴシャツなどの裾をまくり上げて下着に挟み、固定するのも手です。

何度かレッスンに通ってみて、先生や他の生徒さんの着ているものを観察してから、自分の気持ちがあがるようなレッスンウェアを選ぶといいですね。

スポーツクラブのプログラムの一環だと、スポーティーな感じが多いかもしれません。
そういった場合は、綺麗な色や柄でアウター感覚のスポーツブラやタンクトップ、キャミソールとシンプルなパンツがおすすめです。
ヒップスカーフも合わせれば、すっきりしたレッスンスタイルの完成です。

　　
 

■トップス

ベリーダンスの専門スタジオだと、華やかなトップスやデザインパンツを着ている人も目立つようになります。
軽くて通気性がよくしわになりにくいポリエステルシフォンや、伸縮性があって汗をよく吸うカットソー素材のトップスが人気です。
ショップでは「チョリ」として販売されていることもあります。
本来はインドの民族衣装・サリーのインナーに着るシャツを指しますが、ベリーダンスでは丈の短いトップス全般をチョリと呼びます。
個性的な袖のデザインやプリントなど、好みで自由にコーディネートして楽しみましょう。

　

■ボトムス

パンツは裾の広がったブーツカットやベルボトムが一時爆発的に流行しましたが、最近はレギンスやハーレムパンツなど、様々なスタイルが見られます。
脚のラインがはっきり見えるレギンスは、丁寧に指導してくれる先生に好評です。気になるヒップラインを、ミニスカートやヒップスカーフでカバーすると着やすいですね。
逆にハーレムパンツは足の形を拾わないので、気軽なレッスンにリラックスして臨めます。空気をはらむので暑い季節も快適。ジプシースカートのインナーにも使えるので、１枚あると便利です。
根強い人気のブーツカットはデザインのバリエーションがたくさんあります。腰の位置が高く、スタイルよく見えるので定番の人気です。あらゆるダンスウェアとして使われるので、ベリーダンス用としては股上の浅いヒップハングタイプを選びましょう。

　
 

■足元

ダンス系のレッスンとしては珍しく、基本的にベリーダンスは素足で踊ります。
足の裏や足首を柔軟に使い、体重移動を精密に感じるためと言われますが、飛んだり跳ねたり固定したりなどの負担のかかる動きが少ないからかもしれません。
もちろん怪我を保護したりターンを集中的に練習するときなどの負荷を減らすために、薄手のスキンシューズなどを履いても結構です。
ずれたり脱げてしまうと事故の元ですので、ややきつめを選ぶといいでしょう。

　

ダンスレッスンのウェアは、着ている本人が快適で動きやすいのが基本。
好きな色や形をどんどん試して、自分らしいスタイルを見つけましょう！