民族衣装の色
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毎度世界各地の刺繍の伝統手法や、
デザインには驚かされているのですが、
やはりここはガラムガラム。
インドの民族衣装にまつわる手法を今回のテーマと致します。
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◎◎◎インド及びパキスタン地方の伝統技法は、
はるか昔よりその土地に根付いた文化として、花咲きました。
現在のパキスタン、シンド州・インド、グジャラート州は
インダス文明の歴史と深く結びつき、
現在でもかなり特別な生活スタイルの遊牧民が暮らしています。
彼らがなぜ、この地域に定住し、
現在も変わらぬ暮らしをしているのかというお話はまた別の機会にして、
今回は、中でもすばらしい民族衣装の染め文化について◎◎
皆さんは絞り染めをしっていますか?
布をつまんで、
その部分を糸でぐるぐる巻きにします。
それで、染料につけると、
その部分だけ色が付かないという手法です。
この手法はアジアをはじめ、
日本でも用いられる技法ですが、
インドが発祥といわれ、
男性のターバンから
女性のドレスまで本当に愛されているデザインです。
インドでは、この絞り染めも
どういうわけか定番の色があって、
特に赤・黒が人気があるそうです。
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それから、インドらしいのは、
この絞り染めにはミラーやスパンコールをつける
ということです。
そうすることによって、
きらきらして、本当にきれいなのです。
これは、この熱い季節だけの特典!
この日差しに衣装も喜びます。
その土地の人のファッションを感じていただけると幸いです。
お時間あれば、お立ち寄り下さい。
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