ずっと前に砂漠の村で暮らす駱駝使いに、
タペストリーをもらった事があった。
このタペストリー、古い布や、
小さなハギレが縫い合わされていて、
とってもかわいい。
いわゆる古布のパッチワークである。
他の国のパッチワークと違うのは、
スパンコールやビーズで、
とにかくギラギラしていて、
色といい、無造作につなぎ合わされた感じといい、
なんともインドらしいことである。
つなぎ合わされたタペストリーは、
よーくみると、なんだかインドの地図のようだ。
帰国後第一弾のUPは、
このパッチワークである。
全て1点もの。
ちなみにこれらは実はクッションカバー。
クッションカバーとしてもお使いいただけるが、
耐久性が優れていないので、
時間がたつと破れてしまう。
最近では、デリー郊外の村で、
全く似たようなパッチワークものを作っている。
着なくなった、サリーやドレスのリサイクルである。
デリーものはチャックも付いていて機能的。
しかし、ガラムガラムは、
チャックなどの無い
ラジャスタンものにこだわって仕入れてきた。
中には、グジャラートの刺繍もまざっているけど。
お手にとっていただければ、
そのラジャスタン特有のパッチワークのひとつひとつに
愛着を感じていただけると思う。
機能的でないから、
タペストリーとして、
長く使っていただきたい。
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