インドで使用されている最もスタンダードなビンディーのSPタイプです。
年齢を選ばない、インドではフォーマルなビンディーです。
サリーを着用するときにもよく使われます。
ビンディとはもともと、「点」という意味をもちます。
ヒンドゥー教の女性が額につける赤い印、点がいつの間にかファッショナブルなシールタイプへと変わりました。もともとは赤い粉をつけていました。
額のちょうど眉間の上あたりに、 第六チャクラ-アジナ・チヤクラ(額のチャクラ)と呼ばれるものがあります。結婚した女性は、ちょうどそこにこの赤い点をつけました。
古来よりヒンドゥー教では、全ての力は女性原理によって維持されていると言い伝えられ、 結婚した女性はその力を夫に捧げることを誓いました。
*現在では、ご紹介の通り、様々な用途にあわせ、おしゃれを楽しむことのできるシールタイプを総称して、 ビンディ、ティカなどと呼んでおります。
ヒンドゥー教徒の宗教では既婚女性は赤い色粉をつけていたのが、 色粉だとサリーや色んなものに付着したり、不便が多いので、 ステッカータイプの便利なビンディーに変わっていきました。
ですので、ビンディーの一番原始的なものがこのベルベットビンディーだと言えます。
そこから装飾が施されたり、ラインストーンを付けたり、色が付いたりと、 多くの種類が生まれました。
次に生まれたのが、ガラムガラムで扱っているクラシカルビンディーであるかと考えられます。
さらに婚礼用やパーティーなどちょっとしたお出かけ用にダークレッドビンディーDXなどが 作られてそこから幅が広がっていたのではないかと推測します。
ビンディーの歴史も中々興味深いですね。